ザ・ケルン・コンサート

私の性格全般に受動的で他人への依存性が高いのですが、
殊に音楽に関しては、全くの受け身です。
そんな私にも思い入れのある曲がいくつかあります。
キース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」
私が旦那さんと出会う前、この曲と出会い、こんなに美しく切ない曲があるのかと感動を覚えました。
学生時代の甘くもあり、苦くもある思い出の一曲です。
当時はカセットテープで、ダビングされたテープのケースには真っ青な海と空、そして真っ白な入道雲の、雑誌の切り抜きが挟まれていました。
奇しくも30年以上経った今、旦那さんが私の大好きな曲のCDを買ってきてくれました。
夫婦は空気のような存在が良いようにいわれますが、私の場合は芳香剤でしょうか。
癒してあげられる日もあるかもしれませんが、強烈な香りが鼻をつき、苦しめる日もあります。
ケルン・コンサートは30年前の若かった青春の思い出では無く、51年間の思いの詰まった、
より一層大事な曲となりました。
ん~ それにしても キースはセクシー! 素晴らしい!!
by hareonnamasa
| 2010-10-26 17:31
| 音楽