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三徳山投入堂

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これはまさしく修行の山でした。

急斜面にはりめぐらされた木の根をつかみ足場を探しながらかずら坂を全身でよじ登ります。
40数名に上るクラブツーリズムの団体では、巨岩のクサリ坂を一名ずつ登ったのでは50分以上かかってしまうということで残念ながら今回は迂回しました。
崖の上に建つ文殊堂へ渡る岩の上で、60歳代の女性が腰抜け状態となりへたりこんだまま一歩も動けず、この方はここでリタイア。
文殊堂の手すりのない廻り縁を、中国山地の山並みの絶景を楽しみながら(?) お堂にぴたりと体をくっつけたまま一周しました。

険しい道を上った標高400m程のところに鐘楼堂が建ち、2~3トンもするだろう鐘をどうやってここまで運んできたのか不思議でなりません。

さらに馬の背、牛の背の難所を越え、観音堂を回って突然、奇跡の建築「日本一危険な国宝」「三徳山三佛寺投入堂」が現れました。
ネットでさんざん見てきたけれど、実際この険しい山道を自分の体で登り、ここに立って岩窟の中に建つお堂を見上げると、いかに難行苦行であったか、いえ、役行者が法の力をもって投入れたといわれているそうですが、そうとしか考えられません。
ものすごい迫力でした。

前日の日本のマチュピチュ「竹田城跡」、湯村温泉の宿「井づつや」もとても満足のいくハイキングツアーでした。

by hareonnamasa | 2013-04-17 20:15 | 山歩き
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人生の午後をどう過ごしていきましょうか


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